ようこそメキシコ日本商工会議所へ

 この度メキシコ日本商工会議所会頭を拝命しました野瀬と申します。

  当会議所は、1950年に設立された貿易懇談会を前身に、1964年、会員間の親睦、その利益の擁護と増進、日墨経済交流の促進への寄与を目的として創設され、会員数は設立当初の30社から現在では530社を超えました。メキシコに進出する主要な日系企業の多数が会員となっており、主にメールやセミナー等を通じて日本語での各種情報提供、会員間の親睦のイベント、メキシコ連邦・州政府当局等へのビジネス上の問題点に対する改善提言等様々な活動を行っています。
 
 今年は日墨EPA15周年に当たり、また、7月1日には米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)が発効されました。2005年の日墨EPA発効以来、弊所は毎年日墨政府間で行われるビジネス環境整備委員会へ民間の代表として参加し、治安や邦人の安全、就労ビザ遅延問題改善や税務、通関、エネルギー分野における問題点・課題について関係当局へ意見具申を行い成果を上げてまいりました。
 
 また、特に今年は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が拡大し、経済活動が停滞するなど当地で活動する会員の企業活動にも大変大きな影響を与えています。このような中、感染状況や政府対策、感染の特徴や症状、治療に関する情報提供、活動再開に向けた衛生プロトコル解説、ニューノーマル移行に向けた政府による活動規制等について情報提供を行っています。
 
 会員企業の皆様におかれては従業員の安全と健康を管理されつつ、事業の維持、継続に手立てを尽くされる大変困難な状況が続いていますが、この難局を共に乗り越えていけるよう努めてまいりたいと思います。
 
 日本とメキシコの関係は400年前に始まり130年以上前に平等条約を最初に締結したかかわりの深い国であります。今後も二国間関係が一層発展するよう、メキシコ日本商工会議所として尽力していく所存です。

 

2020年7月
  メキシコ日本商工会議所
会頭 野瀬 道広